第15回 開催報告(Zoom)※子ども顔出し無しの会

まなざしカフェオンライン定例会(子ども顔出し不可の会)無事終わりました。

初参加の方2名、ご夫妻一組の4名の参加でしたが、時間は足りないくらいでした💦

初期流産で14年経過された方が、時間経過するほど亡くなった赤ちゃんの事語れる機会がなくなるから、と参加して下さいました。

赤ちゃんのことを語りたくなった時に自分で語れる場を探し、まなざしカフェに来てくださったことが嬉しく、またその姿勢に、私自身も学ばせていただくものがありました。

臨月で死産し、ちょうど一年経過したママやパパさんは、誕生日前後の落ち込みが予想以上にきたということでしたが、自分もそうだったなぁと思い出しながらお話しを伺いました。

また、死産後すぐに追い立てられるように赤ちゃんを火葬したことの悔いを語られたママの話を伺い、深く共感しました。

死産した赤ちゃんと親が過ごせる時間は限られています。

だからこそ、せかさず、ゆっくりお別れさせてほしいです。

医療者や葬儀社の方は、時に赤ちゃんの皮膚の変色がすすむとか匂いの問題取り上げられますが、親からすれば赤ちゃんと一緒に過ごせることが大切で、そうした変化も自然と受け入れられると私は考えています。

むしろ、その変化が赤ちゃんの死を受け入れていく一つのプロセスになり得ると思うのです。

どうか亡くした赤ちゃんと親が、最後に存分に過ごせる時間を設けていただきたいです。

0コメント

  • 1000 / 1000

まなざしカフェ ~新生児死、流産、死産を体験した親の集い~

最愛の赤ちゃんを失った時、誰もが最初はその事実を受け入れることができません。他人と関わりたくない、家族連れや赤ちゃんを見るのが耐えられない…まなざしカフェはそんな親御さんたちを対象に、助産師長谷川充子と「赤ちゃんの死へのまなざし」(中央法規出版)の著者でもある死産体験者の井上文子が、皆様が赤ちゃんのことを自由に語り、想いをシェアする場として開設しました。最初の一歩を共に踏み出してみませんか?