グリーフワークに旅もおすすめです

昨夜、Baby Loss Awareness Weekということで、我が家も19時から20時までロウソクを灯し、39週で旅立った長女を追悼しました。

滅多にみることない写真など眺めてましたが、娘の死後に訪れたセドナの写真が出てきました。

私は娘の死をきっかけに、一生続けていくものと疑わなかった専門職の仕事を退職しました。お産しに来た病院でまさかの死産となり遺骨を抱いて帰宅した出来事を、現実の事として受け止めるには、時間をかけて向き合う以外ないと感じたからです。

娘はなぜ亡くならねばならなかったのか。自分はこれからどう生きたらいいのか?様々な出会いに導かれるまま、翌年の春にはセドナの地に立っていました。

広大な真っ赤な土の大地に身を置きながら、清らかな川に足をいれたり、満天の星空と数えきれないほどみえる大きな流れ星を眺めているうちに、全ては自然の采配なのだ、と自分の心の中に何かストンと落ちるものがありました。

赤ちゃん亡くした後は何もする気が起きなくなりますが、旅に出ると無意識のうちに浅くなっていた呼吸が深くなり、深呼吸するたびに自分の内側から光がさすような、そんな感覚になります✨そうすると少しだけ視野が広がり、ものごとの見え方も違ってみえてくるから不思議なものです。

今はコロナ禍で旅をするのも難しい社会情勢ですが、グリーフワークに旅はお薦めです🍀

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まなざしカフェ ~新生児死、流産、死産を体験した親の集い~

最愛の赤ちゃんを失った時、誰もが最初はその事実を受け入れることができません。他人と関わりたくない、家族連れや赤ちゃんを見るのが耐えられない…まなざしカフェはそんな親御さんたちを対象に、助産師長谷川充子と「赤ちゃんの死へのまなざし」(中央法規出版)の著者でもある死産体験者の井上文子が、皆様が赤ちゃんのことを自由に語り、想いをシェアする場として開設しました。最初の一歩を共に踏み出してみませんか?