第21回 開催報告(Zoom)

本日のオンラインまなざしカフェは、様々なハプニングの連続で、最初から最後までごめんなさい🙏の展開に 苦笑。


来るはずの参加者もこず、結局初参加のご夫妻一組になってしまいましたが、結果オーライの展開に😊


初参加のご夫妻は、一年前に初産で、仮死状態で産まれてきた赤ちゃんを出産後すぐ亡くされ、その後初期流産を体験されたご家族でした。

ただ、出産した病院の助産師さん達も理解があり、真夏にも関わらず入院中赤ちゃんとずっと一緒に過ごす事ができ、また病院の計らいで、ドレスを着せて本格的な写真も残せたそうです。

悔いをいえば切りがないけれど、パパの会社も理解してくれ、パパもずっと赤ちゃんや奥さんと三人で大切な時間を過ごせたことには感謝していると、涙ながらに語って下さいました✨

以前ドイツから参加してくれたパパさんが、ドイツでは死産でも周囲は当然のように休みを認めてくれるし、実際みんな当たり前の権利として休む、と教えてくれましたが、日本ではまだそこまで積極的には休めない風潮がありますよね💦

ただ、赤ちゃん亡くした直後に夫婦で悲しみを分かち合えたかどうかは、その後の夫婦関係にも影響してくることがあるので、休みを認めてくれる社会になるといいなあ、と改めて思う今日でした。

何故か最後まで画面にお顔が映らなかった長谷川助産師さんからは、
「赤ちゃんは必ずパパやママにメッセージを遺して逝かれます。そして、姿形は見えなくても、親子の絆は一生切れません。必ずパパとママのこと観てくれてるから。」
と、励まして下さいました。

長谷川助産師さんは会えばわかりますが、瀬戸内寂聴さん的な尼さんオーラ満載の方なんですよ!と話すと、みんなで大笑いになり、和やかな雰囲気で今日の会を終えました❤️

お一組でも素敵な分かち合いの会になったこと、本当に嬉しく思いました✨ということで、今日参加出来なかった方もどうかご安心下さいね😊

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まなざしカフェ ~新生児死、流産、死産を体験した親の集い~

最愛の赤ちゃんを失った時、誰もが最初はその事実を受け入れることができません。他人と関わりたくない、家族連れや赤ちゃんを見るのが耐えられない…まなざしカフェはそんな親御さんたちを対象に、助産師長谷川充子と「赤ちゃんの死へのまなざし」(中央法規出版)の著者でもある死産体験者の井上文子が、皆様が赤ちゃんのことを自由に語り、想いをシェアする場として開設しました。最初の一歩を共に踏み出してみませんか?