第23回 開催報告

11月20日、海外在住のご夫妻の帰国に合わせ、対面の交流会をみつこ助産院で開催しました。

コロナ禍ゆえ、限定6名で呼びかけたところ、瞬く間に3組のご夫妻から申し込みがありました✨

それぞれ初産で、初期死産、後期死産、仮死状態でのお産体験されたご夫妻でした。

置かれた環境も状況も異なりますが、待ちに待った待望の赤ちゃんを亡くした哀しみは同じで、切なくも穏やかな交流が行われました。

日頃悲しみを表出する場がないパパさん達が、皆さん我慢せず泣けて、すっきりされた事を、ママたちが喜ばれておりました。

とても嬉しかったのは参加したパパさんから、お礼のメールを頂戴した事です。

最愛の我が子を亡くした哀しみが少しだけ癒された。少しだけ、というのは、この哀しみは一生埋められない質のものだと思うから、と、、、。


この言葉は全くその通りで、同じ体験者が集う場があったとしても、その人が抱える哀しみや苦悩を消し去る力は、当事者の会にも有りません。ただ、時に押し潰されそうになるほどの感情の波を、分かち合える場にはなれると信じています。

これからもママだけでなく、パパ達にとっても、安心して泣ける場になれたらいいね、と長谷川師長と語り合いました。

対面の会はコロナ感染の状況踏まえたながら、来年もできるだけ開催できたらと思います。

写真は、アンジーさんのピンク&ブルーリボンの横須賀のイベントに参加した時のものです。

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まなざしカフェ ~新生児死、流産、死産を体験した親の集い~

最愛の赤ちゃんを失った時、誰もが最初はその事実を受け入れることができません。他人と関わりたくない、家族連れや赤ちゃんを見るのが耐えられない…まなざしカフェはそんな親御さんたちを対象に、助産師長谷川充子と「赤ちゃんの死へのまなざし」(中央法規出版)の著者でもある死産体験者の井上文子が、皆様が赤ちゃんのことを自由に語り、想いをシェアする場として開設しました。最初の一歩を共に踏み出してみませんか?